中南

【青森LOVERS Web連動企画】私が木立恭子(西目屋)です。/地域おこし協力隊員 カヌーの魅力を発信

2017.03.12

 <きだち・きょうこ 1970年、京都府出身。同志社大学文学部卒。97年に青森市出身の夫のUターン就職で家族で同市へ移住し、99年から2016年3月まで市内の会社に勤務。同年4月、西目屋村に移り地域おこし協力隊員として、パドルスポーツ普及などに努める>

<きだち・きょうこ 1970年、京都府出身。同志社大学文学部卒。97年に青森市出身の夫のUターン就職で家族で同市へ移住し、99年から2016年3月まで市内の会社に勤務。同年4月、西目屋村に移り地域おこし協力隊員として、パドルスポーツ普及などに努める>

 2016年4月、西目屋村の「地域おこし協力隊員」に任命されて1年目。夫と共に同村に移り住み、カヌーやラフティングなどの水辺で楽しめるパドル(船に固定しない櫂(かい))スポーツの魅力を広めようと、村内の行事に積極的に参加しながら活動を広げている。
 パドルスポーツに出合ったのは、地元・京都での大学時代にマネジャーとしてカヌー部に入ったのがきっかけだった。現在、日本カヌー連盟カヌースラローム強化副委員長を務める青森市出身の夫・彰さん(47)との出会いもあり1997年、夫のUターン就職を機に同市に移住。その頃から夫と共に、県内でパドルスポーツの普及に貢献したいと考えていた。
 西目屋村への移住を考え始めたのは2014年ごろ。夫が、パドルスポーツの場として活用しようと考えていた津軽ダムが16年度に完成することや、カヌー大会などを通じて交流があった同村で協力隊の募集があったことなど「ラッキーが重なった」という。そこで17年間勤めた同市の会社を退職、同村の協力隊員となった。
 同村に移り住み、津軽白神湖でのカヌーや岩木川でラフティング体験ができる「A’GROVE(エイグローヴ)」を夫が設立。木立さんは事務などの裏方として支えている。「サポートする側の方が合っている」と控えめだが、昨シーズンは100人以上の申し込みがあり「手応えは感じた。西目屋に合った観光だと思う」と自信をのぞかせる。
 「協力隊の任期(最長3年)が終わっても村に住み続けるつもりなので、焦らずに活動に取り組んでいます」と笑顔を見せる木立さん。「村に溶け込めたら」と、協力隊の仲間と一緒にイベントを手伝うなどして、村民と顔を合わせる機会を大切にする。
 「協力隊の仕事も地域おこしの裏方だと思っている。1年目は地域に慣れることで精いっぱいだったので、2年目は一歩踏み込んだ活動をしたい」。自分なりに、村との関わり方をじっくりと模索中だ。

(東奥日報社)