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スノーランブラーで巨木に会いに行こう!!

2017.03.22

こんにちは。最近分身の術を使っているのでは?と囁かれている青森の小さき者、ナオエッティです。

双眼鏡やルーペは私を見るためじゃないよ、今回はこやつらと共に大冒険へ!

おやつをザックにいっぱい詰め込んで奥入瀬渓流のさらに奥、赤沼へ行ってきました!

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 今回もNature Experience GREENHOUSEのイケメンガイド、村上さんと太田さんと共にいざ行かん。

ちなみに私の言うイケメンとは「仕事もイケてるメンズ」という意味。

2日程雪が降っていたようで膝までずっぽり埋まります、そこを二人がラッセルして道を切り開いてくれます。

ほら、イケてますでしょう?

17310767_1220662731383484_57068113_o 左:村上さん 右:太田さん

 

赤沼は南八甲田・赤倉岳の山麓にある蔦七沼のひとつ。
別名「瑠璃湖」ともいわれる赤沼は本州の湖沼の中で一番透明度が高いといわれるほどだそう。

冬だから瑠璃色の湖面を見ることはできませんが、赤沼を目標に5人で巨木群を見に行くことにしました。

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仙人橋から出発したときは雪がパラパラ降っていましたが、途中晴れ間があったり変わりやすいお天気でした。

今回はスノーシューではなく、スノーランブラーを履いてランブリング。

短いスキーのような形状で裏がギザギザなのである程度の斜面も登れ、踵がフリーなので歩くように雪の中を進むことができます。

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本日の足元コーデは距離を歩けるスノーランブラー

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森の中は見たことないものだらけ、きのこや苔や地衣類の天国と申しましょうか…。

ナウ〇カの世界さながら、もう私は腐海に降りてきてしまったのではないかと思うくらい。

地衣類については前の記事をご参考に>寒いの嫌いなNAOが遊んでみた!冬の奥入瀬渓流・十和田湖の魅力②

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「何だこりゃー」連発!!

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ツリガネダケ…もうあれにしか見えないよね。婆さまっ!!

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きのこ祭りをルーペで観察、雪の上を歩くユキムシもいたよ。

色んな苔や地衣類を立ち止まって観察してばかりいるので、なかなか進みません。

名付けて、地衣(類)散歩。

 

途中バードウォッチングしたり、ルーペでは寒くないと見ることができないというスノーフレークを見たり。

森の中はワンダーランド!こんなに色んなものを見ることができるのは、森が豊ってことなんですね。

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鳴き声の主を探す、どこにいるんだー??

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六角形の雪の塊見えるかな???

 

そんな楽しい地衣(類)散歩でしたが、どんどん進んでいくともう赤沼に到着

奥にうっすらと見えるのは赤倉岳です、はしゃいじゃうよね。

オイッ!なんで赤沼にハート描いてるんじゃーっ!!

足跡のない赤沼の撮影がまだなのにーっ!<(゚ロ゚;)>ノォオオオオオ!!

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こんにゃろー!!こんにゃろー!!

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もうショック…滑る足にも力が入りません。

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パタリ。春に掘り起こしてください。

 

「元気がないなら食べればいいさ」ということで、冷めた心と身体を暖めるランチタイムです。

雪のテーブルとイスをスコップで掘り出すお二人。

私の為の穴かと思いました。

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掘っても掘っても雪、エターナルな感じで雪

やはり動くのを止めると一気に寒くなるので、着込んで食事の準備をテキパキ!

森の中でのランチタイムはそれぞれ背負ってきたご飯を広げます。

「そのサイズのカップラーメンいいね~。」

「食後にコーヒー飲もうよ。」

などなど…食事の話題でみんなのテンションも上がります、むしろこれが一番の楽しみかもしれない。

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テーブルとイスが完成、帰りはちゃんと埋めるよ

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今日のご飯はイングリッシュマフィン(上:エビ&アボカド、下:鳥ハムと野菜)

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自然と笑顔がこぼれるランチタイム

 

食後はパウンドケーキやチョコなどを摘まみながら、温かい飲み物でほっと一息。

森の中のティータイムなんて素敵…と言いたいけれど、寒くなってきた!

私を全力で暖めてココアッ!!

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 ハートのマシュマロだけ頑張って背負ってきたよ

 

ご飯をしっかり食べてココアも飲んで、体温も気持ちも上げたところで出発です。

近くにカモシカの足跡を発見しましたが、私たちの声にびっくりしてこの場を立ち去ってしまったよう。

会いたかったな、I miss you…カモシカ。

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 カモシカの足跡

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森の中の一戸建て、いい物件ですね。

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雪に足をとられながらも足を規則正しく右・左・右・左と出して、どんどん森の中を進んでいきます。

 

そして巨木エリアに到着、ドーン!!

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「千手観音ブナ」

そこで待っていてくれたのは本当に見たことのない立派な森の主たちでした。

ほら、周りの木たちは細いでしょう??人間と比較しても大きさが分かるはず。

こんな場所があったなんて足を踏み入れてみるまで知りませんでした。

(同じこと言うの今月2回目ですけど…)

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私が本当に小さく見える、BIGだぜ!!

ここでは私たちの笑い声の他には木々がしなる音やどこかで雪の落ちる音しか聞こえません。

日差しは少し春っぽい、あと少ししたら雪も解け始めて奥入瀬渓流にも春が訪れることでしょう。

そうやって100回、200回、300回…と冬を乗り越えては成長してきた巨木たちの姿は圧巻です。

 

中には朽ち果てた巨木もあって「もったいない」と思ってしまいましたが、それは人間の勝手な見方なのかなと。

朽ち果てた木はゆくゆくは菌類によって分解されて土に返り、またそこにポトリと落ちたブナの実が芽を出して大きくなる。

そんなサイクルは森にしてみれば当たり前のことで、「もったいない」なんて思う私はおこがましかったね。

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「竜巻のミズナラ」 

前に母が遊びに来た時に「青森県っていうだけあって、本当に森が青いのね。」と言っていた。

自分が青森に来た時も同じことを思ったので、びっくりしたけどその言葉は私の中で落ち着くところに落ち着いたのでした。

そんなことをふと思い出したブナの森でした。

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生きてるうちにもう1回くらい会いに来るわ。

(木滝 奈央)