エリア 上北 明鏡

【三沢市のいいところ】大ビラメ釣った三沢漁港懐かし

2017.03.22

 夏の甲子園大会で三沢高校が準優勝を遂げた昭和44年の10月、あるドクターに誘われ三沢市のM病院に勤務することになった。十和田からのマイカー通勤である。まだ準優勝の余韻が残っていて、太田幸司投手の母タマラさんも受診に来ては待合室で人々に囲まれ、談笑していた。
 ◇当時海釣りに夢中だった私は日・祝日はほとんど三沢漁港近辺へ釣りに出掛けた。天候が荒れた日には海岸にホッキガイが打ち寄せられるので、翌朝暗いうちから淋代海岸へ駆け付け貝拾いをしたものだ。そんなこんなで三沢通いが続いた。定年後に招かれたのも同市のS老人ホーム。だが自分も八十路となり、免許証の自主返納を考えるようになって辞職した。
 ◇今顧みると三沢市の人々には随分世話になり、勉強させてもらった。感謝している。とりわけ忘れられないのは三沢漁港でさおも折れようかと思う大ビラメを釣り上げたことだ。またホッキガイを拾いすぎてバケツに入りきらず、ジャンパーに包んで持ち帰ったことも懐かしい思い出だ。
(十和田市・清水冨孝)

(東奥日報社)