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若生コンブのカーテン 春風に揺れ/三厩

2017.04.05

天日干しされる漁獲されたばかりの若生コンブ=4日午前、外ケ浜町三厩

天日干しされる漁獲されたばかりの若生コンブ=4日午前、外ケ浜町三厩

 青森県外ケ浜町三厩地区で、春の風物詩・若生(わかおい)コンブ漁が始まっており、天日干ししたコンブがまるでカーテンのように揺れている。
 三厩養殖昆布組合の浜谷寿一さん(82)は4日、午前5時半ごろから沖合約800メートルの養殖場で3~4メートルに成長した1年もの約1200本を水揚げした。海辺の干し場では、家族ら8人が一斉に作業。コンブを一本一本丁寧に干すたび、磯の香りが広がった。
 1時間半ほどで干し場は埋まり「きょう、あすは天候がいいので作業にはちょうどいい」と浜谷さん。2日ほど天日干しされてうま味を増すという。
 若生コンブとして出荷されるのは、今月20日ごろまでに漁獲された身の薄いもの。手伝いに来ていた伊藤米子さん(76)は「毎年楽しみ。若生コンブは薄くて香りが良く、おにぎりにするときれいな緑色で食欲をそそる」と笑顔で話した。

(東奥日報社)