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花見のお供トゲクリガニ漁解禁 外ケ浜町

2017.04.24

蟹田漁港に水揚げされたトゲクリガニ=23日午前6時ごろ

蟹田漁港に水揚げされたトゲクリガニ=23日午前6時ごろ

 青森県外ケ浜町蟹田地区で23日、花見のお供として定番のトゲクリガニの漁が解禁された。初日は小雨が降る中、外ケ浜漁協蟹田支所所属の漁船15隻が出漁、初物の水揚げにいそしんだ。
 漁の解禁は当初20日の予定だったが、海がしけるなどして延期されていた。漁は資源保護のため10回に制限されており、順調に出漁できれば5月2日まで行われる。
 「興青丸」の船長・成田栄光さん(68)は午前5時、家族2人と漁に出発。前日から約5キロ沖に仕掛けていた40個のかごを引き上げた後、漁港に戻りトゲクリガニを大きさごとに仕分けた。初日は例年並みの約30キロの水揚げだった。
 成田さんは「桜の見ごろに漁が間に合って良かった。花見客のためにたくさん取りたい」と意気込んだ。
 午前8時すぎ、蟹田駅前市場「ウェル蟹」には水揚げされたばかりのトゲクリガニがずらり。この日を待ちかねていた人々が、カニを求めて続々とやってきた。
 五所川原市から訪れた50代の夫婦は「新鮮なカニが欲しくて朝早くからやってきた。春はやっぱりこれを食べないと」とうれしそうに品定めしていた。

(東奥日報社)