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つがる市の寺で震災遺児支援コンサート

2017.05.21

観客に手拍子を求め演奏を盛り上げる木造高校吹奏楽部

観客に手拍子を求め演奏を盛り上げる木造高校吹奏楽部

 青森県つがる市木造地区の実相寺で20日、震災遺児支援チャリティーコンサートが開かれた。日蓮宗県雅楽会と木造高校吹奏楽部が本堂で演奏を披露し、聴衆約200人が和洋の美しい音色に聴き入った。
 コンサートは、間宮秀文副住職が2013年に企画し、今回が5回目。
 第1部は、県雅楽会の渡辺貫誠会長ら9人が、代表的な演目「越殿楽(えてんらく)」のほか、「ジュピター」などさまざまなジャンルの6演目を古典楽器で美しく奏でた。
 第2部は木造高吹奏楽部の31人がマーチのほか演歌、歌謡曲など10曲を披露。最後に間宮副住職が「震災犠牲者の七回忌ですが、一区切りと思わないでほしい」と述べ、遺児支援の継続に協力を呼び掛けた。
 第2部ではテンポの速い曲も多く、厳かな会場に観客の軽快な手拍子が響き、今夢菜(ゆうな)部長(3年)は「楽しんでもらえる演奏を心掛けたので、反応がうれしかった」と笑顔。木造地区の姉と訪れた板柳町の五十嵐奈津子さん(53)は「なかなか聴く機会のない雅楽もあり、お得な演奏会だった」と話した。

(東奥日報社)