エリア ニュース 下北

「海自カレー」出港/むつ・大湊基地でセレモニー

2017.06.11

各部隊長(左側)から「テッパン」を贈られ、握手するカレー提供店の代表者

各部隊長(左側)から「テッパン」を贈られ、握手するカレー提供店の代表者

 

 青森県むつ市が新たなご当地グルメとして売り出す「大湊海自カレー」の出港セレモニーが10日、同市の海上自衛隊大湊基地で行われた。提供する飲食店の代表や海自大湊の部隊長らが、むつ市の新名物の船出を祝った。11日から、市内10店舗で順次提供を始める。
 海上自衛隊は、外の景色が変わらない海上勤務の間でも隊員が曜日感覚を保てるよう、毎週金曜日にカレーを食べる習慣がある。この習慣に着目した市が、海自大湊やむつ商工会議所などと協力し、大湊海自カレーを企画した。
 海自大湊所属の10部隊が、それぞれの店舗にオリジナルレシピを伝授しており、店舗ごとに違った味わいのカレーが楽しめる。サイドメニューも、各店舗で工夫を凝らしている。
 セレモニーでは、むつ市の宮下宗一郎市長が「レシピ伝授などで協力してくれた海自の皆さまに、心から感謝します。提供店舗はこの味を継承し、地域おこしのために使ってください」とあいさつ。隊員が艦内の食事で使う「テッパン」と呼ばれる容器を、各部隊長が提供店舗に贈った。
 セレモニー後、同じ会場で開かれていたマリンフェスタの来場者に、カレーを提供した。提供店のカレーを小分けにして4種類セットで販売。来場者は早速、カレーの食べ比べを楽しんでいた。むつ市の藤田奈美さん(44)は「カレーにこんなに味の違いがあるなんてびっくり。どの部隊のカレーもおいしい」と笑顔だった。

大湊海自カレーを食べ比べる子どもたち

大湊海自カレーを食べ比べる子どもたち

(東奥日報社)