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是川遺跡関連施設の入館者60万人に

2017.07.02

古舘館長(左)から記念品を贈られ、笑顔を見せる加賀谷君

古舘館長(左)から記念品を贈られ、笑顔を見せる加賀谷君

 青森県八戸市の是川石器時代遺跡(是川遺跡)が国史跡指定60周年を迎えた1日、同市埋蔵文化財センター是川縄文館など、同遺跡関連施設の入館者が延べ60万人に達した。是川縄文館を訪れ、節目の来館者となった青森市筒井小4年の加賀谷良君に記念品が贈られた。
 是川遺跡は泉山岩次郎、斐次郎(あやじろう)兄弟による発掘などを経て1957年7月1日、国史跡に指定。泉山兄弟から同遺跡出土品の寄贈を受けた市は、64年に是川考古館、75年に市歴史民俗資料館を開設し、出土品を展示した(いずれも閉館)。
 94年に史跡ガイダンス施設の市縄文学習館、2011年に同遺跡出土品や国宝・合掌土偶などを展示する是川縄文館がオープン。近年は2施設に年3万人が来館している。
 この日は是川縄文館の古舘光治館長が、同館オリジナルグッズのセットや常設展の招待券を加賀谷君に手渡した。母親の明子さん(37)と訪れた加賀谷君は「青森市の三内丸山遺跡、小牧野遺跡に行ったときには分からなかったことが分かって、面白かった」と話した。
 古舘館長は「北海道・北東北の縄文遺跡群の世界文化遺産登録に向けて、さらに市民の関心を集められるよう頑張っていきたい」と述べた。

(東奥日報社)