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世界自然遺産コムンオルムへ・済州ファムツアー

2017.07.10

青森も徐々に暑くなってきました、もう夏に突入ですね。

仕事で手首より先が日焼けで真っ黒、別パーツのように見えるNAOです。こんにちは。

今回は特別編で青森LOVERSの島さん&東奥日報の女子二人と【済州ファムツアー】へ行ってまいりました!!

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初めての韓国、初めての済州島、島さんは「韓国人のソム(島)です。」と名乗り始める次第です。

まったく先の読めない女子旅珍道中の始まり始まり~。

 

 青森空港からソウルの仁川(インチョン)空港で国内線に乗り換え、たどり着いたのは韓国・済州島。

 大きなトルハルバンがお出迎えしてくれました、カムサハムニダ~。

トルハルバンは「石のお爺さん」の意味で、市内に45体設置されており済州島の守り神。

街のあちこちで見かけることができる島のシンボルです。 

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空港から市内へ移動して、チェックインの前に漢拏(ハルラ)日報の記者さん達と遅めのディナー。

ククスマダンというお店にてマッコリで乾杯!楽しい宴は酒と共に!!

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ガンガン飲ませてくるウィーさんは翌日山を登りませんでした、やられた。

 

済州での初めての食事は、肉・肉・肉。

済州では豚肉が有名らしく、アガンバル(豚足)やドンベゴギ(茹でた豚肉)をサンチュと一緒にいただきます。

もちろん韓国の定番キムチを添えて、乳酸菌とカプサイシンで私の中に化学変化が起こっている気がする!!

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マッコリも2種類あり、普通のマッコリの他に甘めのピーナッツマッコリでも乾杯。

乾杯は向こうの言葉では「カンペイ」というそうです。それだけ分かれば心が通じ合いそう…「かんぺー!!」

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そのほかにCASSビールも登場、やはり沖縄の様に暑いところはビールもライトな感じで飲みやすい。

肉と酒…そして酒から肉と永遠のコンビネーション、そして合間にキムチ。

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最初は緊張気味だった日本人女子達も酒の力を借りてリラックスできました。

翌日は「コムンオルム国際トレッキング」というイベントで、世界自然遺産に認定されている場所でトレッキングなので早めの解散となりました。

 

宿泊したホテルはASTARホテルでした!!

なんでここ強く書くのかというと、入国手続きの時に「どこのホテルに泊まるんですか?」と聞かれたものの…

手元の資料には高級ホテルとしか書いていなくて、答えられない私だったのでした。

「アイドンノーなの!私だって知りたいわ!!」

そう繰り返し入国審査をパスした私が辿り着いたのは、本当に綺麗な高級ホテルでした。

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翌朝6時過ぎからバスに揺られ辿り着いたのは済州世界自然遺産センター、ここでコムンオルム国際トレッキングが開催。

済州島は火山活動で出来た島で、まさに「火山博物館」なのである。

その中心となっているのが1950mの漢拏山(ハルラサン)。

漢拏山なしに済州のことは語れないし、済州の人にとても愛されている山なのです。

 

その漢拏山(ハルラサン)を中心に済州島に分布する368個の寄生火山(オルム)のうちのひとつ、拒文岳(コムンオルム)を登ります。

※寄生火山は側火山ともいい、その名の通り大きな火山の側面に付随して生じた小火山体のこと。

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コムンオルムを探訪するときは自然保護の為に1日限定で450名しか歩くことができません。

受付で代表者が記帳、配布されたステッカーを身につけることが義務付けられています。しかも前日までの予約制。

済州世界自然遺産センターコムンオルム予約

なのでカウンターは「コムンオルム国際トレッキング」の日に登りたい人でいっぱい。

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 イベント会場はもはや祭りのよう、地元の人たちが楽器を鳴らし踊る。

そう、踊ってしまうくらいの一大イベントに参加した青森県民4名…

誰か一人くらいラッセーラと跳ねだすんじゃ?と思っていたけどリズムが違うのか、だれも跳ねませんでした。

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リズムに跳ねなくても心は跳ねる、女子的なショットで1枚くらい撮影。

 

いよいよ「コムンオルム国際トレッキング」スタート!! 

よーいドン!でみんなコムンオルムの頂上へ登っていきます。

パッと見るとなんてことない低山ですが、世界自然遺産に登録されるのにはそれなりの理由があるのでした。

日本ではなかなか良い資料が手に入らないので、たまには真面目に書いてみます。

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拒文岳( コムンオルム)は海抜456m、北東側の山の斜面が開いたひづめ型の噴石丘の形をしていており、2007年にユネスコ世界自然遺産に登録された。

実はこのコムンオルムだけでユネスコ世界自然遺産に登録されたわけでなく、「済州火山島と溶岩洞窟群」という名称でで登録されている。

コムンオルムの溶岩洞窟群はその長さや複雑さが特徴であり、コムンオルムから流れ出た溶岩は多様で独特の特徴を持つ多くの溶岩洞窟を作った。

(ベンディ窟、万丈窟、金寧窟、龍泉洞窟、タンチョムル洞窟など)

一つの火山からこのように長い距離にわたって洞窟が作られるのは世界的にも珍しく、オルム内部に多様な動植物が自生し生態的保全価値が非常に高い。

参考>2017年世界自然遺産済州・拒文オルム国際トレッキングパンフレットより一部抜粋

 

要はコムンオルムが噴火して長くて複雑な洞窟を沢山作って、それが世界でも超レアということ。

 

そんなレアな山を登る前に解説とキムチをかみ砕く私。

…出発してません。

まずは腹ごしらえ、みんなスタートしちゃったけど食べないとバテちゃうからね。笑

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 今日はキムチのスープのようなものに大根の葉っぱが入ったそうめんのようなものと茹で豚。

夏場に人気のメニューなのだとか、隣の韓国人のおじさんたちはさらに美味しそうな黄色いチヂミ食べていた。

世界自然遺産も気になるけれど、私はそちらも気になります。

 

お腹いっぱいになったところでやっとスタート!!いざコムンオルムへーっ!!

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「ケンチャナヨ(大丈夫)」を連呼する島さん

ゆっくり歩く青森県代表の島さんとNAO、撮影の為に前へ後ろへと移動する東奥日報の女子二人(長尾さん・山内さん)

この二人は実は私なんかより体力があって、長尾さんなんて撮影機材2つ持ちで山女の素質充分です。

 

スタート地点は杉林で途中から木道となり変わり歩きやすくなる。

今回歩いたコースは「頂上コース」1.8㎞で約1時間程、普段登山をする人だったら正直物足りない。

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 そもそもコムンオルムを頂上経由で周るトレッキングコースを「オルレ」と呼んでいる。

オルレとは済州の言葉で「通りから家に通じる狭い路地」の意味。

そのうちトレッキングする道もオルレと韓国内で呼ばれ始め、済州を起源に韓国オルレが広まったのである。

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だからオルレというのはゆっくり楽しみながら歩くという意味も含まれていると勝手に解釈。

周りをみれば結構ラフな格好の人もいるし、老若男女楽しめるハイキングの延長のような位置づけなのかもしれない。

咲き始めた紫陽花を眺めながら島さん達とゆっくり歩いた。

 

そしてあっという間に頂上に到着!!

頂上からは何も見えないので、少し降りたところの展望台にて記念撮影やらインタビューやら。

頂上で撮影なんて化粧が…どうやら私の眉毛が無くなっていても撮影クルーは気にしないらしい。

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島さんの眉毛はちゃんとそこにあった、島さんの偉大さを感じた瞬間。

 

振り返ると見える寄生火山がポコポコ見える。

コムンオルムはひづめ型なのでオルムと呼ばれているけれど、他のものは普通の山の形をしており名称が違うらしく「アク」というらしい。

普通この風景を見ても何にも感じないけれど、上の説明を聞いた後ではどうでしょう???

大まかではあるけれど、概要が分かってから見るとこれが寄生火山(アク)なのね…と納得できるはず。

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日本語が話せるネイチャーガイドさんもいるそうなので、自然の詳しいことも聞きながら歩いてみたいです。

帰り道は緩やかにコムンオルムを周るオルレでした。

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パンフレットに書いてあったのですが、以下のことが禁止事項のようです。

・サンダル着用での散策NG

・日傘、雨傘、トレッキングポール、アイゼン使用NG

・飲食物の持ち込みはお控えください

 

お控えくださいなので禁止というわけでもないのですが…念のため。

でも暑いのと日差しが強かったので水と帽子、最低限の救急用品は必要。

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植物のことあまり詳しくないけど、セツブンソウであろう花の記念バッジを想い出にもらいました。

「セツブンソウですよね?これハングル語で何て書いてあるんですか?」

「それはね…」

「??!!(衝撃が走った)」

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 ピョンサンパランコ~!!

 そんなおもろい名前の花この世にあったのか…済州すげぇや。

 

(木滝 奈央)