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地域活性化「森と共に」 青森で「山の日」講演会

2017.07.14

300人の聴衆を前に森と人とのつながりを語る澁澤さん(右)

300人の聴衆を前に森と人とのつながりを語る澁澤さん(右)

 県緑化推進委員会と青森中央学院大学、青森中央短期大学は13日、青森市の青森中央学院大学学術交流会館で「山の日制定記念講演会」を開いた。NPO法人樹木・環境ネットワーク協会の澁澤寿一さんが、森林資源を活用した地域活性化の事例を紹介して、地域住民が協力し、森林を守る社会の必要性を訴えた。
 同委員会などは8月11日が「山の日」に制定された昨年から、記念講演を実施している。今年は同校の学生や林業関係者ら約300人が出席した。
 澁澤さんは「森と共にある暮らし」と題し講演。地域活性化の事例として、木質バイオマス発電で地域に電力を供給している岡山県真庭市の活動を紹介し「石油や石炭を使わずエネルギーを生み出すことで、本来は外部に出るお金を地域で循環することができる」と話した。
 その上で「地域が助け合い、(森林保護などの)共通課題に取り組む社会が構築されるべきだ」と強調した。
 このほか、青森中央短期大学付属第一幼稚園の園児が「メダカやカブトムシに触れあい、優しい心になります」と誓いの言葉を述べた。

(東奥日報社)