イベント エリア 一週間の展覧会 上北

人と自然 漫画で描く 矢口高雄展/七戸(9月3日まで)

2017.07.16

 七戸町立鷹山宇一記念美術館の特別展「矢口高雄の世界 天翔(あまか)ける童心」が15日開幕する。漫画「釣りキチ三平」をはじめ、矢口氏の代表作品の表紙絵原画や漫画原稿など150点余を展示する。9月3日まで。
 矢口氏は1939年、秋田県横手市出身。地元の銀行勤めを経て30歳で漫画家デビュー。自然の尊さを見直す動きが見え始めた70年代、「釣りキチ三平」が人気を博し、アウトドアブームの火付け役となった。自然と人間との関わりや本当の豊かさとは何かを考え、描き続けた作品群は幅広い年齢層の共感を得ている。
 一般公開に先立ち14日、同館で開催式を行い、主催する鷹山宇一記念美術振興会の新谷勝弘理事長が「漫画の世界は年齢に関係なくわくわくする。子どもたちに見てもらい、自然の豊かさを感じてほしい」とあいさつ。矢口氏は「日本の漫画文化は世界が芸術と認めた。皆さんは、郷土が生んだ芸術家の記念館で漫画という芸術を見ているんです」と思いを語った。矢口氏は15日と8月12日、午前10時半からギャラリートークを行う。入館料は一般・大学生850円、中高校生500円、小学生300円。開館時間は午前10時~午後6時。問い合わせは同館(電話0176-62-5858)へ。

(東奥日報社)