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三味線と月琴競演/ヒロロで日台友好音楽祭

2017.08.11

笑顔で月琴を演奏する陳さん(右)と津軽三味線を演奏する渋谷さん

笑顔で月琴を演奏する陳さん(右)と津軽三味線を演奏する渋谷さん

 津軽三味線や民謡など津軽の伝統芸能と、台湾の伝統楽器・月琴による演奏会「日本台湾友好音楽祭」が6日、青森県弘前市のヒロロ3階イベントスペースで開かれ、異なる文化の中で発展した二つの楽器の音色が市民らを魅了した。
 月琴民謡を体感し台湾文化への理解を深めるとともに、津軽の郷土芸能を再認識してもらおうと、弘前市民俗芸能保存連合会が主催、2年ぶりに開いた。2012年に同市の三味線奏者・渋谷和生さんらが台湾の民謡祭に出演し「台湾月琴民謡協会」の会長・陳明章さんと競演して以来、交流が続いている。
 月琴は、木製の丸い胴にさおが付いている台湾の伝統楽器。2本の弦を指やピックで弾いて演奏する。
 月琴ワークショップに続いて行った演奏会では、台湾月琴民謡や津軽民謡を披露。終盤、陳さんと渋谷さんが月琴と津軽三味線を合奏すると、聴衆らは盛大に拍手を送っていた。
 同市の阿部洋一郎さん(73)は「月琴の柔らかな音色と三味線の強い響きがマッチしてよかった」と話した。

(東奥日報社)