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南部せんべいティラミス限定販売/八戸

2017.08.19

南部せんべいを使ったティラミス

南部せんべいを使ったティラミス

 青森県八戸市で地域活性化に向けて活動する市民集団「まちぐみ」のメンバーが考案した南部せんべいのティラミスが、同市の「香彩珈琲みな実」三日町中央店で19日に限定販売される。通常はスポンジケーキを使う部分を、南部せんべいに置き換えた。今後は月1回程度の定期販売を予定。考案したメンバーの平井ゆかりさん(39)は「南部せんべいに、こんな食べ方もあるんだと知ってもらえたら」と話している。
 平井さんは販売に向けて、同店でティラミスを1個ずつ手作りした。細かく砕いた南部せんべいをコーヒーシロップに浸し、型の中に入れてクリームを重ねるレシピ。平井さんは「シロップが染みこんでもべちゃべちゃにならず、もちもちしたせんべいの食感が出た。自分でも発見」と話す。

ティラミスを作る平井さん。須藤代表(奥)も手伝う

ティラミスを作る平井さん。須藤代表(奥)も手伝う


 みな実の須藤清文代表取締役(68)も「全く新しい発想で、商品というより作品」と称賛。平井さんの調理を手伝いながら見守った。
 まちぐみは、南部菱刺の技術を生かした刺しゅう製品など、メンバーのアイデアを商品化する活動に取り組んでいる。南部せんべいを使ったスイーツについても、話し合いや試作品づくりを重ねてきた。ティラミスは、まちぐみの拠点がある同市十八日町の商店会が3月に行った「十八日の市」に合わせて、拠点と同店で提供。用意した36個が売り切れる人気だった。
 製作は平井さんが担当し、みな実が調理と販売の場を提供することで、定期販売する準備が整った。須藤代表は「また食べられる、と楽しみにしていた。まちを盛り上げる活動を、店としても応援したい」と話す。
 ティラミスは限定17個。飲み物とセットで620円(税込み)。9月以降の販売は同店のフェイスブックなどを通じて発信する。

(東奥日報社)