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【あおもり涼景 ドローンから】陸奥湾×ヨット

2017.08.22

 ぐずつきがちな8月の空が久しぶりに多めの青色をまとった朝、青森市民の憩いの場、合浦公園にほど近い造道漁港から、3艇のクルーザーヨットが沖へとこぎ出した。
 設立35年の「青森セーリングクラブ」。1艇あたり4、5人のメンバーが乗り込み、風速5~6メートルの東寄りの風をつかんで滑るように進む。港から見守る、同クラブの福原啓文会長(64)が「最高のコンディションだね」と空を見上げた。
 下北、夏泊、津軽の3半島に囲まれた陸奥湾は、外海に比べると安全性が高く、ヨット乗りにとっては恵まれた場所。自然に優しく、海上に出れば操船以外は何も考えずにいられるのもヨットの魅力だという。
 50人強のメンバーは、学生時代にディンギー(船室のない小型ヨット)を経験してクルーザーに移った人、友人に誘われて乗った人とさまざま。浅虫方面を望むと、小さな帆を広げた6艇ほどのディンギーが見えた。東北高校総体に出場している高校生の艇だという。その中の何割かが将来、クルーザーで陸奥湾を楽しむのだろう。

(東奥日報社)