エリア グルメ2017年 プレミアムグルメ ランチ 中南

自然本来の味、フレンチで満喫

2017.09.08

この日のサービスランチ。メーンディッシュ(手前)にデザート、アミューズ、パン、コーヒーが付く。りんごの冷製スープ(右奥)を追加で注文

 弘前市の繁華街や桜の名所で知られる弘前公園に近い「レストラン山崎」は、弘前を代表するフレンチ料理店の一つと言っていいだろう。自然農法でつくられた地元食材にこだわり、化学調味料も使わない。食材が持つ自然本来の味を引き出すことにこだわっている。

 この日のサービスランチは、鯵ケ沢町の長谷川自然牧場産豚ロースを使った自家製ハムとスイス産チーズの詰め合わせ焼きがメーン。子牛のフォンドボーをベースにしたソースを絡めて仕上げており、ジューシーで濃厚な肉のうま味を堪能できる。

 

オーナーシェフの山﨑さん

 付け合わせのパプリカやジャガイモ、インゲンもレストランの直営農園で収穫されたもの。先付けとなるアミューズでは、みじん切りの豚肉をペースト状にした「リエット」を、レタスやオクラなどで挟んでくれた。新鮮な野菜が、疲れた体をすみずみまで癒やしてくれそうだ。

 オーナーシェフ山崎隆さん(65)と木村さんとの出会いは1989年のこと。当時、山崎さんはホテルの料理人として、高品質の地元食材を求めて各地を駆け回っていた。まだ、無名だった木村さんの新聞記事が目に止まり、個人的な付き合いが始まったという。

 

 

 

 

 

看板メニューにもなっている「木村秋則さんの自然栽培りんごの冷製スープ」 冷製スープは数年かかって現在の味に行き着いた。山崎さんは当初、フレンチの定石通り、鶏だしやタマネギを入れてスープを作っていたが、試食した木村さんの反応は鈍かった。スープにリンゴの味がしない-というのが理由だった。山崎さんは余分なものを省いて試行錯誤を重ねた結果、シンプルにリンゴ本来の味を楽しめるようにした。

 

 

 

 

 

 

静かに時間が流れる店内 サービスランチは、自家製パンやデザート(この日は『ココナッツのブランマンジェと旬のフルーツ』)、コーヒーも付いて2160円。木村さんの自然りんごの冷製スープへの変更は追加540円。メーンディッシュは追加料金で、近海物の魚介類に変更できる。

(弘前支社 蜀)

 

【レストラン山崎】
青森県弘前市親方町41
電話番号:0172-38-5515
定休日:毎週月曜日
駐車場:有(3台ほど)

レストラン山崎

住所:青森県弘前市親方町41

電話:0172-38-5515

(東奥日報社)