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【青森LOVERSが選ぶ 私の絶景】目屋渓と津軽ダム/木立恭子さん

2017.10.08

1008i 春から秋にかけて、青森県西目屋村の津軽ダム・津軽白神湖でのカヌーや岩木川のラフティングを楽しんでもらうツアー団体「A’GROVE(エイグローヴ)」の裏方役をしています。お客さんたちを撮るのも仕事の一つ。この写真は今年の春、岩木川の上流に完成した津軽ダムから少し下った目屋渓(めやけい)にある岩木川橋の上から撮りました。
 ラフティングボートで川を下っているのは、5月の連休を利用して県内外から足を運んでくださった皆さんです。
 雪解けで水かさが増した川は、エメラルドグリーンに輝いています。岩木川の上流は岸近くまで山並みが迫っているので、ボートの上から木々の色鮮やかな新芽や、ヤマザクラが咲き誇る様子を次々に楽しめます。
1008l 写真の奥に見える津軽ダムが完成してカヌーやラフティングを楽しめる環境が充実したので、ダムは私にとって重要な存在です。ラフティングを終えたお客さんに、ボートと周りの風景が一緒に写った画像をお見せすると「大自然に包まれてる感じがする」って喜んでもらえるんですよ。
 ツアーに来てくださるお客さんは年間400人から500人ぐらいでしょうか。圧倒的に夏休みの時期が多いですね。この辺は空気が澄んでいて、満天の星空はプラネタリウムみたいです。
 新緑の目屋渓だけじゃなく、西目屋では四季を通じて風景を楽しめます。水を張った田んぼや黄金色に輝く稲穂、紅葉の白神山地と岩木山、真っ赤に実ったリンゴ、雪に覆われた銀世界…。「これぞ田舎だ」っていえる景色が数え切れないほど。村に移住して2年目になるんですけど、風景が素晴らしくて、まったく見飽きない。「あっ、きれいだな」って感じる場面が一年中あります。

きだち・きょうこ 1970年、京都府出身。2016年、日本カヌー連盟カヌースラローム強化副委員長で青森市出身の夫・彰さんと西目屋村へ移住。村地域おこし協力隊員>

(東奥日報社)