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【青森LOVERSが選ぶ 私の絶景】機械工場の人影/チーム青森工業高校

2017.11.12

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同副部長 櫛引森之介さん

同副部長 櫛引森之介さん

写真部部長 三潟 恭佑さん

写真部部長 三潟 恭佑さん


 チーム青森工業高校は、今の青森や学校生活を、高校生の目線で切り取り、写真や動画でリアルに紹介しようと、放送部と写真部がタッグを組んだ集まりです。今回は写真部の2人が10月下旬の放課後、自前の一眼レフを手に校内を巡り、日常にある「絶景」を探してみました。
 普段の被写体は風景や、体育祭などの学校行事なので、校内を歩いて撮影するのは初体験。でも、今まで気付かなかった発見がたくさんありました。油が染み付いた数十人分の軍手を並べて干していたり、土俵のような砂場(鋳造実習用)があったり。
 その中で絶景に選んだのが「機械工場」と呼ばれる機械実習室です。家一軒は入るほど広く、天井も高くて迫力十分。初めて足を踏み入れた時の、数多くの工作機械が整然と並べられた壮観さは忘れられません。写真は、機械工場の照明が一部落とされ、ずらりと並ぶ旋盤機の存在感を強調して撮影しようとした際に、生徒が偶然通りかかった瞬間を撮ったものです。
 ゴツくて油が付着し、かなり年季が入った機械も多いですが、ここで何の変哲もない材料がカタチになり、モノが生まれます。ものづくりの世界へと巣立った青森工業高生は約2万5千人。「どんな難関な課題であっても諦めずにチャレンジし形にする。そして、そこに問題があれば粘り強く解決策を見いだす」。そんな「工業魂」がギュッと詰まった場所の一つが、この機械工場なんです。
 3年生の僕たちは卒業後、それぞれの夢に向かい、就職、進学します。高校に通えるのもわずか4カ月。その間に一生心に焼き付く絶景や宝物にどれだけ多く出会い、撮影できるかを楽しみにしています。

 <チーム青森工業高校 県高校総合文化祭をはじめ県内外の大会で数々の入賞を誇る写真部と放送部による「リアル青森」限定ユニット。写真と動画を通じて、現役高校生の目線で青森を切り取る>

(東奥日報社)