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上空から大イチョウの雄姿、列車も最徐行/深浦

2017.11.23

見ごろ終盤の日本一の大イチョウ「ビッグイエロー」。観光列車「リゾートしらかみ」の車中から、観光客が黄金色に染まった景色を楽しんでいる

見ごろ終盤の日本一の大イチョウ「ビッグイエロー」。観光列車「リゾートしらかみ」の車中から、観光客が黄金色に染まった景色を楽しんでいる

 真冬並みの降雪でも、青森県深浦町北金ケ沢の日本一の大イチョウ「ビッグイエロー」は堂々と、何事もないように立っていた。紅葉の見ごろ終盤の22日、大イチョウの下に観光客が続々訪れ、JR五能線の観光列車「リゾートしらかみ」は敬意を払うように最徐行、多くの人が黄金色の景観を楽しんだ。
 全国的な知名度の高まりから今季、東京、名古屋、仙台からのツアーが新たに企画され人気となっている。豪華寝台列車「トランスイート四季島」の乗客も「リゾートしらかみ」の車両に乗り換えて大イチョウを観賞。8日のライトアップ点灯式の際は、大勢の子どもらが列車に手を振って歓迎する様子に感激し「一生の思い出になった」と語る乗客も。
 JR秋田支社によると、約1キロの区間を時速15キロ以下で走りながら紅葉を観賞する演出が「とても好評」という。
 22日、研修途中にグループで立ち寄った田子町原の農業川端誠さん(64)は「一度来たいと思っていた。実際に見るとまさに日本一」と感激の面持ち。町観光課によると、見ごろは今週いっぱいの見込みという。

(東奥日報社)