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寒締めホウレンソウ「寒立菜」月末デビュー

2017.12.27

寒立菜を収穫する菊池さん=26日、東通村目名向野

寒立菜を収穫する菊池さん=26日、東通村目名向野

 青森県東通村が新たなブランド野菜として売り込みを目指している寒締めホウレンソウ「寒立菜(かんだちな)」の糖度測定が26日、栽培農家の同村目名向野、菊池憲一さん(72)方で行われた。測定の結果、糖度は村が定めた出荷基準を上回った。寒立菜は28日に出荷され、下北地方のスーパーなどに並ぶ予定。
 寒立菜は昨年から試験栽培が始まり、今年は村内の農家4戸で25アールが作付けされている。ホウレンソウの品種は「まほろば」で統一。10月に種をまき、ある程度成長した段階でビニールハウスを開放し外の風にさらすと、糖度が高まるという。

収穫した寒立菜の糖度を測定する菊池さん(右)

収穫した寒立菜の糖度を測定する菊池さん(右)

 26日は、菊池さんがハウスから収穫したホウレンソウをすりつぶし、糖度計にかけた。複数回測定した結果、糖度は最大で10.2度となり、村が基準としていた7度を上回った。村はこのほか、サイズが20センチ以上のものを出荷基準に定めている。
 菊池さんは「寒い時期の野菜なので病気がつきにくく、それほど苦労せずに栽培できるのでは。冬の収入源としても期待できる」。村畑作生産振興会の山崎孝悦会長は「甘くてえぐみもなく、おひたしでもしゃぶしゃぶでもおいしい。来年は作付けをもっと増やしてブランド化を進めていきたい」と話した。

(東奥日報社)