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氷瀑ライトアップ、奥入瀬渓流バス運行開始

2018.01.11

ライトアップされた雲井の滝をスマートフォンで撮影するツアー参加者(手前)=10日午後5時34分、十和田市の奥入瀬渓流

ライトアップされた雲井の滝をスマートフォンで撮影するツアー参加者(手前)=10日午後5時34分、十和田市の奥入瀬渓流

 青森県十和田市は10日、夜の奥入瀬渓流をLED(発光ダイオード)照明を搭載した車の先導で巡る氷瀑(ひょうばく)ライトアップツアーのバス運行を開始した。インバウンド(訪日外国人旅行)需要を意識し、企業版ふるさと納税を活用して今冬から始めた事業で、初日は計2便に計50人ほどの申し込みがあり、昼間とはひと味違う渓流の美しさを堪能した。
 市中心部を午後4時すぎに出発した第1便には約30人が乗車。奥入瀬渓流の成り立ちや見どころについてのガイドを車内で受けながら夜の渓流に入った。石ケ戸休憩所を過ぎると車内の明かりが消され、最初のスポット・馬門岩に。
 ライトアップが始まると、車内から「わぁー」と歓声が湧き、参加者たちはスマートフォンを向けて盛んにシャッターを切っていた。ほかに雲井の滝や銚子大滝など渓流沿いのスポット5カ所を巡った。
 第1便に乗った市内の会社員橋場和子さん(57)は「個人ではなかなか見られない光景。間近で見ると、何とも言えない幻想的で神秘的な雰囲気」と笑顔。第1便に同乗した小山田久市長は「地元の人にも見てもらいたいし、県外から来た方にはライトアップされた氷が印象に残ると思う」と話した。
 見頃は厳寒期の1月下旬から2月半ば。市によるバス運行は3月17日まで毎日(3月は土曜日のみ)。料金は市中心部発着で大人2千円、子ども千円(1月中は割引期間としていずれも半額)。申し込みは事務局(電話0176-23-5866)へ。特設サイト(https://oirase-winter.com/)でも受け付けている。

(東奥日報社)