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青森市の完熟トマト使いラスク、カレー開発

2018.02.10

青森市産完熟トマトを使ったラスクやカレー、冷製スープ

青森市産完熟トマトを使ったラスクやカレー、冷製スープ

 青森市の食品製造販売業「青森ラスク」は弘前大学食料科学研究所と青森農協(本店・青森市)と協力し、青森市産の規格外となった完熟トマトを活用し、ラスクやカレー、冷製スープを開発した。10日から、青森空港ビル内の同社が運営するレストラン「ロイヤルカフェ」にて各500食限定で提供する。
 トマトは一般的に青い状態で出荷するが、出荷前に赤く完熟してしまったトマトは規格外品として扱われ、安値で取引されたり農家に返品されたりするという。青森市産の野菜などを使った製品開発に取り組んでいる同研究所は、青森ラスクと連携し、完熟トマトを使った商品開発に踏み切った。
 完熟トマトは急速冷凍した後、自然解凍することで余分な水分を抜き、うま味や甘みを凝縮した。
 ラスクは昨年11月に発売。カレーと冷製スープについても、今年夏の収穫時期に完熟トマトが十分手に入った段階で、本格的な販売を始めたいという。
 青森ラスクの北村良久社長らは9日、青森市の小野寺晃彦市長に完成を報告した。北村社長は「生産者があってこその加工業者。お金になりにくいものを活用することで、農家の所得向上につなげたい」と話した。

(東奥日報社)