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南部町でサクランボの授粉作業

2018.02.22

授粉作業が行われている加温栽培のサクランボ=21日午前、南部町

授粉作業が行われている加温栽培のサクランボ=21日午前、南部町

 サクランボの加温栽培をしている青森県南部町大向の留目秀樹さん(55)のハウスで、開花したサクランボの純白の花に授粉作業が行われている。気温20度に保たれたハウスでは、授粉を助けるミツバチも飛び交い、一足早く春の雰囲気に包まれている。
 留目さんは1996年から、ハウス内をボイラーで暖める促成栽培に取り組んでいる。4棟のハウス計30アールで9割を占める主力の「佐藤錦」、小粒でさわやかな酸味の「紅さやか」を栽培している。
 今季は1月4日から加温を開始した。今月13日ごろに開花し始め、21日で六分咲きとなった。ハウスでは留目さんの妻佐智子さん、手伝いの女性たちが、先端に水鳥の羽根が付いた授粉器で、一枝ずつ丁寧に作業を進めていた。23日ごろには満開となり、作業も最盛期を迎える。
 留目さんは「今季は低温や曇りの日が多く、温度管理に気を使った。つぼみのうちに摘んで花の量を管理しているので、品質のいい大粒のサクランボが期待できそう」と話した。授粉作業は3月中旬ごろまで続き、4月上旬に紅さやか、同中旬ごろから佐藤錦の収穫が始まり、東京や大阪、北海道、八戸、青森方面に出荷される。

(東奥日報社)