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企業PR動画づくり 八工大一高生が最優秀

2018.02.26

発表会で最優秀賞の喜びを口にする八工大一高の生徒

発表会で最優秀賞の喜びを口にする八工大一高の生徒

 青森県三八地域県民局主催の「地域ぐるみによる三八地域ものづくり産業人財育成事業」で高校、高専、大学生らのチームがそれぞれ制作した地元企業のPR動画が完成した。このほど八戸市の八戸ポータルミュージアムはっちで「M3グランプリ」と銘打った発表会が開かれ、最優秀賞に八戸工業大学第一高校の生徒が多摩川精機八戸事業所の協力を得て制作した「青森発!オンリーワン・テクノロジー」が輝いた。

 同事業は、学生らが自分たちの視点で地元企業の情報発信を行うことなどを通じて、地元就職を希望する学生らの増加や、企業にとっての雇用機会の拡大などにつなげ、地域のものづくり産業を活性化しようと県民局が前年度から実施している。本年度は8校の生徒、学生ら約50人が地元企業8社の協力のもと、昨年7月から企業見学、取材、撮影、勉強会などを重ね、PR動画を仕上げた。一連の活動は、事業を受託した人材育成などを手掛ける会社・Jサポート(おいらせ町)がバックアップした。

 八工大一高による最優秀作品は2年生5人が制作に取り組み、多摩川精機の代表的製品の一つである「ジャイロセンサー」の動きや性質をダンスで表現。八戸事業所幹部らのインタビューなどを取り入れ、ハイブリッド車の世界標準となっている製品などを手掛ける同社ならではの高い技術と精神を約2分40秒の動画に詰め込んだ。

 同校工業科の須郷央志さん、佐々木魁人さんは「(動画制作を通じて)三八地域の会社が全国、世界へと優れた製品を発信していることを知り、自分たちも頑張らなければと感じた」「
事業所長の熱い思いを聞き、ダンスを取り入れてインパクトのある動画を作れて良かった」と語った。制作に協力した同社八戸事業所の佐藤将人さん(30)は「生徒の新しい感性に触れ、職場内が活性化された」とたたえた。

 優秀賞は八戸水産高校と太子食品工業による「マリン with Beans」、特別賞は名久井農業高校と安部製作所による「輝くパイオニズム」が選ばれた。各作品はJサポートの特設サイト(http://jsupport.co.jp/project/38doga/)で視聴できる。

(東奥日報社)