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「三戸精品」ジャムなど11点 首都圏ターゲットに試験販売

2018.02.28

3月1日から試験販売される「三戸精品」ブランド第1弾の11商品

3月1日から試験販売される「三戸精品」ブランド第1弾の11商品

 青森県三戸町は、同町産農産物などを主原料に安全安心なジュースやジャムなど、首都圏をターゲットにした加工品11品を「三戸精品(せいひん)」ブランド第1弾として開発し、3月1日から同月末まで同町の道の駅さんのへ、青森市のA-FACTORY(エーファクトリー)、JR東京駅構内のショップで試験販売する。町は試験販売の結果を踏まえ、今年秋以降には本格販売する意向。松尾和彦町長は三戸精品の完成に「三戸町発展の起爆剤になってくれれば」と期待を込めた。
 町は2016年度から、国の地方創生推進交付金を活用した地域商社構築・強化事業を行い、町の農産物などを使った首都圏向けの新たな名産品・土産品開発に着手していた。17年3月には同町の農商工関係者らによる地域商社構築委員会を設立し、地元の意見を取り入れながら商品開発を進めてきた。
 三戸精品第1弾の商品は同町産リンゴ・紅玉やポリフェノールが豊富な果実ガマズミなどのジュース計4品とジャム計3品、紅玉のドライフルーツ2品、同町産ホップを使った地ビール1品、サクッとした食感が特徴の三戸せんべい1品の計11品。ジュース、ジャム、ドライフルーツは三戸の里山で栽培される在来・伝統品種のリンゴ、ガマズミを原料に、添加物は極力使わずに安全安心をアピールする。

三戸精品の商品を紹介する三戸町地域商社構築委員会のメンバーたち

三戸精品の商品を紹介する三戸町地域商社構築委員会のメンバーたち

 ジュース4品のうち目玉となるのが「百年紅玉ジュース」。町内に約20本残る樹齢100年を超える紅玉の完熟果汁で、まろやかな甘みと酸味が売りだ。
 価格はリンゴジュース(3品)がそれぞれ720ミリリットル入り800~2500円、ガマズミジュースが200ミリリットル入り千円。ジャムは190~255グラム入り600~800円、ドライフルーツが各30グラム入り500円、地ビールは330ミリリットル入り500円、せんべいが25枚入り500円(すべて税別)。試験販売のためいずれの商品も数量に限りがある。
 26日夜、同町の田岩本店で開かれたお披露目会では、地域商社構築委員会のメンバーが商品を紹介した。松尾町長が「三戸精品が地元の産業をもり立て、農業を強くし、雇用を生み出すことを期待する」とあいさつ。町や観光協会、商工会の関係者らが三戸精品と同町産野菜などを使った料理を試食した。
 町は新年度にも、三戸精品の本格販売を担う「地域商社」を設立したい考え。また、3月1日からの試験販売を基に、今年秋以降の三戸精品の商品ラインアップも検討していくとしている。
 三戸精品の問い合わせは町地方創生推進室(電話0179-20-1111)へ。

(東奥日報社)