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雪室貯蔵のナガイモ、リンゴ掘り出し体験

2018.03.18

雪室から運び出されたリンゴやナガイモ

雪室から運び出されたリンゴやナガイモ

 青森県鯵ケ沢町のブナ林散策ゾーン「白神の森遊山道」で17日、1月中旬から雪の中に貯蔵していた同町産リンゴやナガイモ、豚肉などの掘り出し体験会が行われた。参加者約20人が天然の冷蔵庫でうま味を増した食材を味わった。
 雪室貯蔵は冬期間閉鎖される同遊山道の活用策を探る町民有志によって始まり、今年で5年目。これまでワインや日本酒、コーヒー豆など貯蔵する食材の試行錯誤を重ねてきた。
 体験会は町観光協会などでつくる「白神の森雪室実行委員会」(工藤健代表)が主催。同遊山道の駐車場近くに大小五つの小屋を設置し、同町の農業法人「白神アグリサービス」のふじ30箱(約600キロ)や長谷川自然牧場の豚肉約30キロのほか、ナガイモや米を貯蔵していた。
 参加者は重機や除雪機、スコップを使い、小屋を覆った高さ約3メートルの雪山を掘り崩し、取り出したリンゴを切り分けて試食したり、熟成が進んだ豚肉を炭火で焼いて味わった。工藤代表は「リンゴはみずみずしさと甘みが増していた。雪室を鯵ケ沢の観光資源とし、冬の白神体験の目玉に育てたい」と話した。リンゴの一部は引き続き貯蔵され、同遊山道が今季営業を開始する4月20日、来場者にプレゼントされる予定。

(東奥日報社)