グルメ2017年 東青

青森でうなぎを食べるならここ!川よし

2018.03.23

DSC_6249 (2)香ばしくて、脂の焼けるイイ匂い! これだけでご飯3杯食べられそう!

味に加え、目で引き付けられ、匂いに包まれると、もう心が躍ります。今も昔も、うなぎはご馳走であり、おいしい料理の代名詞です。

 

 

 

DSC_6224川よしの「うな重」(税込2,915円)の焼き加減は絶妙!もう芸術的といえるかもしれません。

初代から受け継がれてきた伝統のたれの味は、主張しすぎない程よい味わいで、うなぎ本来の味を引き立てます。しっかりと炊かれた「あきたこまち」のご飯と一緒にほおばれば、もう最高!

 

 

DSC_6171「川よし」は、青森市内でうなぎといえば、まず名前が挙がる名店。

昭和10年ごろに創業、初代と修業先にちなんで名付けたそう。現在は、社長も務める二代目の松崎利夫さん(76)、三代目の松崎耕平さん(46)らが切り盛りしています。

 

 

DSC_6205うなぎをさばいた後、素焼きして一度蒸してから再度焼きます。うなぎの大きさや脂の乗り具合も1匹ごとに異なるため、最適な焼き加減に仕上げるには、炭火の加減をみながらの繊細な作業が必要。熱い火のそば、うちわで仰ぎながら、一瞬も目を離すことがありません。

「『焼き一生』といわれます。30年近く、この仕事をしていますが、まだまだですね」と三代目の耕平さん。まさに職人の世界です。

 

 

DSC_6234「創業当時は産地から竹かごに入れて汽車で運ばれた時代。長時間の移動ですっかり鮮度が落ちたウナギもあったが、そういうのは絶対にお客様に出さなかった。それで一度お店をたたんだことも。職人気質なんでしょうね」と利夫さん。

その気質は受け継がれ、いまは20代の店員2人が利夫さんたちの指導を受けて修業中です。

 

 

DSC_6179頑固に続けてきた老舗が頭を抱えるのが、原料のウナギの高騰や不漁。漁獲量が回復しないため、高止まりのまま、じわじわ値上げされていく状況で、2月にはやむなく値上げ。東京のように贅を尽くしてどんどん高値に、というわけにもいかず、“青森値段”で頑張るために、炭を工夫するなど、懸命の努力を続けています。

 

 

DSC_6194東京や横浜で日本料理の修業もしたという耕平さんですが、「やっぱりうなぎ一本でいきたい。器用でないので」とはにかんだ笑顔を浮かべます。

味を左右するたれの配合は、創業以来変わりません。「おいしかったといわれるのが何よりの励み」と耕平さん。不器用で頑固だけに、信頼できる味を守ってきた川よし。今日も絶妙な焼き加減でお客様を待っています。(本社・す)

 

 

 

 

【川よし】
青森市本町3丁目2の4
電話017-776-3480
営業時間 午前11:00~午後8:40(ラストオーダー午後7:40)
定休日 毎週月曜日、第4日曜日

(東奥日報社)