やさしさあふれる「街の洋食屋さん」
2018.03.26
青森市旭町の「キッチン・カフェ けやき」を訪れました。
外壁の牛柄が特徴的なビルの1階にあるお店は、中へ入ってみると落ち着いた雰囲気。
カウンター席もあるので、一人でも気軽に入ることができます。
今回いただいたのは、牛リブロ―スステーキセット(1,620円税込)。
サラダとスープとライス付き。平日のランチタイムにはさらにコーヒーが付きます。
やはり目を引くのが、牛リブロースステーキ。
リブロ―スは、柔らかいサーロインと、肉の味が濃いロースの特長をあわせ持った希少部位を使用しています。脂身と赤身のバランスもよく、さっぱりいただけます。
付け合わせの野菜もそれぞれ素材に合った調理法で味付けをしており、甘く煮込まれた人参は野菜嫌いの方でも食べやすいのだとか。
ステーキソースはさっぱり和風。醤油をベースに調味料、ニンニク、玉ねぎなどをミキサーで粉砕し、こして火を通します。見えない手間をかけることで肉のうま味をさらに引き出しています。
上に散らされたキノコは「脂肪を分解してくれるので肉と一緒に食べてほしい」というお客さんに対するシェフの気配り。
細かいところまでシェフのこだわりが詰まったメニューを堪能しました。
料理を振舞ってくださったのは、佐藤寛シェフ(50)。
飲食店などを経営していた父の背中を見て、自然と料理の道に進んでいました。
お客さんの「おいしかった」が一番の励みと語る佐藤シェフ。
シェフのやさしさが「おいしかった」を引き出す一番の隠し味なのかもしれない。(本社・勢)
【キッチン・カフェ けやき】
青森市旭町3丁目13-47 J・S ビルディング
電話番号 017-735-0185
営業時間 ランチ11:00-14:00 ディナー17:00-20:30
定休日 月曜日
駐車場 5台
(東奥日報社)