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津軽信政公ゆかりの宝物展示 弘前に歴史館

2018.04.02

高照神社の宝物を収蔵、オープンした「高岡の森弘前藩歴史館」

高照神社の宝物を収蔵、オープンした「高岡の森弘前藩歴史館」

 青森県弘前市が旧岩木町地区の高照神社隣接地に建設した「高岡の森弘前藩歴史館」が1日、オープンした。関係者や地元住民らが、同神社の宝物を受け継ぐ新しい施設の誕生を祝った。
 同神社は弘前藩中興の祖といわれる4代藩主津軽信政公をまつり、宝物殿にゆかりの宝物を収蔵していたが、宝物殿が老朽化。旧岩木町と弘前市、旧相馬村の合併時に、新しい収蔵施設の建設が新市建設計画に盛り込まれ、2015年から市が整備を進めていた。同館建設の事業費は約15億円。
 歴史館前で行われたセレモニーで関係者がテープカットした後、内覧会が行われ、住民らが真新しい施設に納められた宝物に見入った。
 歴史館は約5100点の宝物を収蔵。このうち、信政公が持っていた刀(県重宝)など刀剣や武具類をはじめ63点を展示し、今後入れ替えも行う予定。また信政公が葬送されたときの様子を描いた絵巻などをタッチパネルで詳しく見ることができる。
 高照神社総代の小野市男さん(67)は「宝物をしっかり管理できる施設ができてよかった。宝物は多くの人たちに見てもらってこそ宝物。若い人たちにも関心を持ってもらえれば」と話している。
 休館は第3月曜日(祝日休日の場合は翌日)と年末年始。問い合わせは同歴史館(電話0172-83-3110)へ。

(東奥日報社)