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魚価向上に期待 むつ・新大畑町魚市場稼働

2018.04.02

テープカットで新大畑町魚市場のオープンを祝う関係者=1日午後

テープカットで新大畑町魚市場のオープンを祝う関係者=1日午後

 青森県むつ市の新大畑町魚市場が1日、稼働した。新魚市場は、建物の中と外を仕切ることができる「閉鎖型」の建物にするなど、従来よりも高度な衛生・品質管理が可能な施設となっている。同市場で行われた式典には下北地方の漁協や行政関係者ら約80人が出席し、魚価の向上やハマの活性化に期待を寄せた。

新大畑町魚市場オープン後初めて行われた入札=1日午後2時35分ごろ

新大畑町魚市場オープン後初めて行われた入札=1日午後2時35分ごろ

 新魚市場は鉄筋コンクリート2階建てで、延べ床面積は3116平方メートル。従来の魚市場は築40年以上が経過し老朽化が進んでいたため、市が2013年度から約10億4千万円をかけて新魚市場を整備した。海水をくみ上げる井戸、海水シャーベット製氷機、海水の滅菌装置などの設備を設けている。

 式典で大畑町漁協の田高利美組合長は「みなさんと連携しながら、安全・安心な水産物の提供はもちろん、ハマを核とした地域のにぎわいづくりに努めたい」、宮下宗一郎市長は「最新設備を備え、より高品質な魚の出荷ができるようになった。ハマの元気が大畑、むつ市の元気につながればいい」と述べた。

 式典の後に行われた初入札では、ヤリイカやサクラマス、アンコウなど計2トンの水産物が取引された。

(東奥日報社)