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女流騎士、華麗に疾走/十和田・桜流鏑馬

2018.04.22

桜並木の下、馬上から的を狙う団体戦の選手たち=21日午後、十和田市中央公園緑地

桜並木の下、馬上から的を狙う団体戦の選手たち=21日午後、十和田市中央公園緑地

 女流騎士による流鏑馬(やぶさめ)大会「桜流鏑馬」が21日、青森県十和田市中央公園緑地で開幕した。五分咲きとなった桜並木の下、華やかな衣装をまとった女性たちが、疾走する馬上から真剣なまなざしで的を狙い矢を放った。大会は22日まで。

 競技は約200メートルの直線の馬場に、55メートル間隔で置かれた三つの的を馬上から射る。県内外から初級19人、中級10人、上級7人の計36人がエントリー。3人一組の団体戦には5組が出場した。

 競技が始まると、砂煙を上げてコースを駆ける馬に、カメラマンや観光客がカメラやスマートフォンを向けた。見事に矢が的に命中すると、歓声や拍手が湧き起こった。

 友人と観覧に訪れた南部町の西村綾子さん(66)は「去年は寒かったので、今年は天気が良くてよかった。騎士の華やかな衣装を見るのも楽しみ」と笑顔で話していた。

 開会式のあいさつで小山田久市長は、主催する十和田流鏑馬観光連盟の上村鮎子会長らが米国アトランタの日本総領事館の招きで3月下旬に現地でパフォーマンスを披露し、現地の人から拍手喝采を浴びたことを紹介。「流鏑馬が世界に広がっていくのは素晴らしく、大変うれしいこと」と語った。

(東奥日報社)