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「雪の回廊」通って十和田湖へ一番バス

2018.04.22

右や左に大きくカーブを切りながら「雪の回廊」をゆっくり進む一番バス=21日午前9時半、八甲田・睡蓮沼付近

右や左に大きくカーブを切りながら「雪の回廊」をゆっくり進む一番バス=21日午前9時半、八甲田・睡蓮沼付近

 青森市と十和田湖を結ぶJRバス東北の路線バス「みずうみ号」が21日、今シーズンの運行を始めた。青森駅を出発した一番バスは「雪の回廊」が続く傘松峠を今年初めて越え、湖畔の休屋を目指した。

 午前8時前から青森駅前で出発式が行われ、八甲田周辺の事業所で組織する八甲田振興協議会の間山良輔副会長があいさつ。関係者がテープカットを行い、出発を祝った。

 休屋までの所要時間は2時間45分。一番バスは萱野高原で休憩を取った後、まだ2メートル以上の積雪がある酸ケ湯温泉を経由して、お目当ての雪の回廊に入った。

 3月下旬に7メートル近くあった雪の壁は、気温の上昇によりだいぶ低くなった所もあった。それでも傘松峠付近はいまだ圧倒的なスケール。春の日差しが降り注ぎ、雪の反射がまぶしい道をバスはゆっくりと進んだ。

 一番バスの乗客は、近年の日本旅行人気を反映し外国人客の姿が多く、日本人も含め計36人と好調な滑り出し。毎年一番バスを楽しみに乗車しているという青森市八重田2丁目、佐藤力さん(82)は「こんなに乗客が多い一番バスは初めて」と驚いていた。

 八戸市と休屋を十和田市経由でつなぐ「おいらせ号」も21日、今年の運行を始めた。

(東奥日報社)