エリア ニュース 上北

千本桜“宝湖”染める/小川原湖

2018.04.28

小川原湖畔を彩る東北町の千本桜(国土交通省、東北町の許可を得て上空からドローンで撮影した画像6枚を合成)

小川原湖畔を彩る東北町の千本桜(国土交通省、東北町の許可を得て上空からドローンで撮影した画像6枚を合成)

 いろいろな魚介類がすみ地元で宝湖(たからこ)とも呼ばれる小川原湖。東北町の道の駅おがわら湖に近い湖畔から、花切川の両岸に至る千本桜は誕生60周年を迎えたばかり。上空から眺めると、あでやかな桜並木が宝湖を彩る薄桃色の帯にも見える。

 千本桜は1958年4月5、6日に当時の浦野舘村の住民たちが9月に上北町になることを記念してソメイヨシノとヤエザクラを500本ずつ植えたもの。将来、約3キロの道が桜の名所になり、多くの花見客が訪れるように願いを込めた。

 60年後、湖畔の道は両脇から伸びた枝で桜花の回廊となり、通る人を夢見心地にさせる。そばの小川原湖公園では湖の伝説である玉代姫、勝代姫の姉妹の像が花に映え、向かいの観桜会場は26日夜からライトアップが始まった。古里を愛した先人たちの思いは、今年も花を通して訪れる人の心に響く。

(東奥日報社)