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居合道範士・五戸さん 最高位十段に/八戸

2018.05.14

十段の認可状を手にする五戸さん

十段の認可状を手にする五戸さん

 青森県八戸市新湊の居合道道場「五眼館」の館長・五戸敏明さん(63)が、全日本居合道連盟の範士十段に昇進した。同連盟の最高段位で、技術や人格、居合道振興への貢献などが高く評価された。同連盟の理事にも就任した五戸さんは取材に「責任の重さをかみしめている。微力だが、連盟の発展のため全力を尽くす」と喜びを語った。
 五戸さんの昇段は、5月上旬の居合道全国大会(京都府)の際に開かれた連盟の昇段審議会で決定した。五戸さんによると、青森県ではこれまで2人が十段昇段を果たしているが、九段昇段後わずか2年での十段は異例の早さという。

門下生(手前)を指導する五戸さん

門下生(手前)を指導する五戸さん

 五戸さんは同市出身。1973(昭和48)年の海上自衛隊入隊とともに居合道を志し、以来50年近く打ち込んできた。海自在籍中は他の隊員や市民の指導にもあたり、国際宇宙ステーションに滞在中の宇宙飛行士金井宣茂さんにも海自大湊勤務時代に教えていた。
 現在の役職である東北地区連盟理事長、県連盟会長に加え、全日本連盟理事として「多忙になる」と苦笑した五戸さん。「居合道は人生そのもの」と語り、指導者として「健康のためや日本刀の扱いを学ぶためなど居合道を学ぶ理由は人それぞれだが、各人の思いを持って頂点を目指してほしい」と目を光らせた。

(東奥日報社)