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思い出の婚姻届けを手元に 平川市が複写タイプ用紙導入

2018.05.17

婚姻届の複写用紙の書き込み例。婚姻届の記載が左側にあり、右側にメッセージを書いたり、記念写真を貼り付けることができる

婚姻届の複写用紙の書き込み例。婚姻届の記載が左側にあり、右側にメッセージを書いたり、記念写真を貼り付けることができる

 青森県平川市は結婚する2人の思い出にしてもらおうと、婚姻届の筆記内容を複写して保存できる届け出用紙を6月1日から市役所などに備え付ける。用紙には、国名勝の「盛美園」など市のシンボルを所々にあしらった。市によると、複写式の婚姻届の配布は県内初。
 市の若手職員ら10人が、結婚や出産を経験する世代に市への愛着を持ってもらおうと発案した。
 盛美園のほか、市の花・鳥・木であるリンゴの花、ウグイス、クロマツ、碇ケ関地区特産のマルメロの花、モモの花も、複写用紙の外枠と中央上部にあしらった。市地域おこし協力隊の北山詩野さんを中心に「女性のハートをつかめるよう」(北山さん)試行錯誤してデザインした。
 記念に2人のメッセージを書き込んだり、写真を張り付けたりできる枠も設けた。用紙はA3の大きさ。通常の婚姻届とどちらかを選ぶ。
 また、出生の届け出の際に、記念に赤ちゃんの手形を押したり、写真を掲載するなど自由に使って保存できる命名書も作った。こちらにも花・鳥・木のデザインを取り入れた。6月1日から配る。
 大澤孝子市民課長は「明るく前向きな家庭づくりに役立てて。移住や定住のきっかけにもつながってほしい」と話している。
 新しい婚姻届と命名書は市役所本庁舎や尾上・碇ケ関の両総合支所で配布する。

(東奥日報社)