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「おいけん」奥入瀬ハンドブック2冊刊行

2018.05.26

おいけんが今春刊行したハンドブック2冊。現地に携行して、奥入瀬渓流の自然散策を楽しめるコンパクトサイズとなっている

おいけんが今春刊行したハンドブック2冊。現地に携行して、奥入瀬渓流の自然散策を楽しめるコンパクトサイズとなっている

 青森県十和田市のNPO法人奥入瀬自然観光資源研究会(略称・おいけん)は今春、「奥入瀬自然百景ハンドブック」と「奥入瀬渓流樹木ハンドブック」を刊行した。いずれもB6変形判で、散策時に気軽に携行できるコンパクトサイズとなっている。
 おいけんは2016年、奥入瀬を天然の野外博物館に見立て、自然観光資源の各要素を網羅した「奥入瀬自然誌博物館」、17年には渓流の遊歩道沿いの主要な樹木分布図をベースとした「奥入瀬フィールドミュージアムガイドブック」を刊行した。今回の2冊は、先行する2冊のエッセンスを盛り込んだダイジェスト版の位置付けもある。
 「奥入瀬自然百景-」は従来の景勝地にとらわれず、自然観察ポイント百カ所を選定し、自然の仕組みを理解する観点から構成。「奥入瀬渓流樹木-」は、87種の代表的な樹種を400点以上の写真でふんだんに見せ、季節ごとに植物が見せる多様な姿が一目で分かるようになっている。
 おいけんのガイド・玉川えみ那さんは「2冊とも携帯しやすい大きさ。自然百景-は今までにない切り口で奥入瀬を紹介し、樹木ハンドブックも自然観察が好きな方にお薦めです」とPRしている。
 「奥入瀬自然百景-」(税別1500円)と「奥入瀬渓流樹木-」(同1400円)は、十和田市の大七書店、奥入瀬渓流館、石ケ戸休憩所、青森市の成田本店しんまち店、おいけんオンラインショップ(https://www.oiken.org)などで販売中。
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6月2日、観光シンポ
 おいけんは6月2日午後2時から、十和田市の富士屋グランドホールで、コケとツーリズムをテーマにした「モスツーリズム・シンポジウム」を開く。
 「日本のコケ三大聖地」である鹿児島県の屋久島から小原比呂志さん、長野県の北八ケ岳から遠藤隆也さん、青森県の奥入瀬から丹羽裕之さんが事例報告。「コケを通して自然を観るツーリズムの可能性」をテーマに、小原さん、遠藤さん、おいけんの玉川えみ那さん、本宿貴一・十和田市観光商工部長をパネリストに、パネルディスカッションを行う。
 入場無料だが、申し込みが必要。おいけんのサイト(https://www.oiken.org)もしくはメール(info@oiken.org)で。

(東奥日報社)