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「桜流鏑馬」の男子版大会初開催/十和田

2018.05.28

疾走する馬から的を狙う流鏑馬の射手=27日、十和田市の十和田乗馬倶楽部

疾走する馬から的を狙う流鏑馬の射手=27日、十和田市の十和田乗馬倶楽部

 青森県十和田市の十和田乗馬倶楽部(上村鮎子社長)は27日、同倶楽部で流鏑馬(やぶさめ)の「男子大会」を開き、あでやかな衣装に身を包んだ勇壮な射手が日頃の練習の成果を披露した。
 大会は、毎春市内で開かれる女性騎士の流鏑馬大会「桜流鏑馬」の男子版。男性騎士の技術向上を図り同倶楽部が初めて企画した。流鏑馬のほか、ジュースを入れたビールジョッキを片手にこぼさずゴールを目指す「流鏑馬ジョッキ」、着付け評価の3競技を行った。
 流鏑馬競技には北海道、岩手県を含む県内外の射手9人が出場。約150メートルの直線上に置かれた三つの的を狙い、射た矢の合計得点で競った。射手は人馬一体となり、砂煙を上げて勢いよく駆ける馬上から次々に矢を放った。見事的を射抜くと、観客から拍手と歓声が送られた。流鏑馬ジョッキには女性を含む16人がエントリー。揺れに耐えられず、ジュースをこぼす場面では笑い声が会場に響いていた。
 十和田流鏑馬観光連盟会長も務める上村社長は「公の舞台で披露する場面が増えれば技術は確実に向上すると思う」と話していた。
 競技の結果、流鏑馬競技は高岡和人さん、流鏑馬ジョッキは折坂つぐみさん=いずれも十和田市=が優勝。着付け評価は阿曽薫さん(北海道)が制した。

(東奥日報社)