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田んぼアートの田植え始まる/田舎館

2018.06.04

絶好の田植え日和となり、約1300人が苗の手植えを体験した田んぼアート第1会場の水田=3日午前10時すぎ

絶好の田植え日和となり、約1300人が苗の手植えを体験した田んぼアート第1会場の水田=3日午前10時すぎ

 3日の青森県内は高気圧に覆われ、各地で7月並みの気温となった。田舎館村では、名物「田んぼアート」の田植え体験ツアーが村役場東側・第1アート会場の水田で行われた。青空の下、気温とともに水温も温かくなって絶好の田植え日和。県内外の約1300人がさまざまな色の苗を植え、今年の題材「ローマの休日」の制作に励んだ。
 田んぼアートは26年目。今年の第1会場作品は、名優のオードリー・ヘプバーンとグレゴリー・ペックがスクーターに乗ってローマの街を走る名シーンなどが題材だ。開会式では、主催する村むらおこし推進協議会会長の鈴木孝雄村長が「皆さんの力で『ローマの休日』を花咲かせてください」とあいさつした。
 参加者たちは、作品のキャンバスとなる縦約150メートル、横約100メートルの水田に素足や靴下などで恐る恐る入り、「やだー」などと歓声や悲鳴。泥に足を取られないよう気を付けながら苗を植えていった。
 この日は、中国各地で10年余り田んぼアートに取り組んでいる企業のデザインディレクター、胡曼江(フーマンジャン)さん(36)が、視察のため初参加。「ここの地域ならではの文化を感じられる。みんなで力を合わせて作品をつくるのが素晴らしい」と高く評価していた。
 役場4階と天守閣からの有料観覧は、4日から可能となる。アートの見頃は7月中旬から8月中旬ごろまでの見通し。
 3日の最高気温は、三戸が31.0度と真夏日となったほか、田舎館の隣の黒石が27.8度など、23地点中7地点で今年最高を記録した。八戸は24.8度、青森は24.0度だった。

(東奥日報社)