エリア ニュース 東青

お魚ピチピチ、ずっしり 青森市内小学生が地引き網体験

2018.06.21

地引き網で揚げた“大物”を手にする西田沢小の子どもたち

地引き網で揚げた“大物”を手にする西田沢小の子どもたち

 青森市西田沢小学校(金井昌行校長)は18日、近くの浜で地引き網体験を行い、全校児童48人が力いっぱい網を引き、捕れた魚を観察して陸奥湾に住む生き物について理解を深めた。
 同校では1998年から自然体験学習の一環として地引き網を取り入れ、保護者や地元の漁業者らが協力している。
 軍手に長靴姿の子どもたちは1.2.6年と3.4.5年の2手に分かれ、網を引いた。「イチ、イチ、イチ、ニ、ソーレ」と子どもたちが声を合わせると、保護者らが「頑張れ」「しっかり」と激励。少しずつ網が狭まり、U字形になって浮き上がると、ぴちぴちと飛び跳ねる魚が見えて、「マグロが捕れないかな」「貝も入っていればいいな」と子どもたちの歓声が上がった。
 引き揚げた網に掛かっていたのはホシザメ、クロソイ、スズキ、アブラメ、トビウオ、フグ、チカなど約20種類の魚。青森市農林水産部水産振興センターの小野圭司さんが魚の名前のほか、ヒラメとカレイの違いなどを解説。「お魚ふれあいタイム」では子どもたちが一匹ずつ魚に触れて、じっくりと特徴を観察した。
 阿部柊太君(6年)はカニやフグを手に取り「みんなで力を合わせ、思い出に残る地引き網になった」ときっぱり。蝦名陽音唯(ひとい)さん(5年)は「最初は網を軽く引けたけど、だんだん重くなって、大変だった」とマダイを両手に苦笑いしていた。

(東奥日報社)