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昔ながらの青森ねぶた再現 高田地区で運行

2018.06.24

中にろうそくの明かりがともされ、青森市高田地区を練り歩いた戦前型のねぶた

中にろうそくの明かりがともされ、青森市高田地区を練り歩いた戦前型のねぶた

 竹で骨組みを作り、ろうそくで明かりをともす戦前型のねぶたが23日、青森市高田地区で運行された。同地区の地域ねぶたとして、同市のねぶた師・竹浪比呂央さん(58)が再現。住民らは、ろうそくの揺らめく光で地域を練り歩くねぶたの姿に魅了された。
 同地区では昨年、高田ねぶた実行委員会が発足し地域ねぶたが約20年ぶりに復活。「昔ながらのねぶたを再現したい」という声が上がったことから、実行委の設立にも立ち会った竹浪さんに今年のねぶた制作をお願いした。
 今回のテーマは「大森彦七と千早姫」。竹浪さんが制作の参考にした大正末期から昭和初期にも作られていた題材の一つだ。
 この日は、同地区にある縄文の学び舎・小牧野館に運行関係者が集合し、竹浪さんがねぶた制作の最後の仕上げとして顔の面を取り付ける様子を見守った。完成したねぶたは、同地区の5町会を練り歩いた。
 沿道でねぶたを見た浅木エミさん(70)は「久しぶりに地域ねぶたを見て気持ちが湧き上がった。ろうそくの光も神秘的」と話した。
 ねぶたは24日夜も高田地区で運行される。観覧に関する問い合わせは、小牧野館(電話017-757-8665)まで。

(東奥日報社)