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「熊本復興ねぶた」現地で組み立て作業順調

2016.08.25

猛暑の中、ねぶたの組み立て作業を進める本県の制作スタッフ=24日、熊本市の熊本城二の丸公園

猛暑の中、ねぶたの組み立て作業を進める本県の制作スタッフ=24日、熊本市の熊本城二の丸公園

 熊本地震の被災者をねぶたで元気にしたい-。9月3、4日夜、青森市民有志らが熊本市内で運行する「に組・東芝」の大型ねぶた「纏(まとい)と唐獅子牡丹」の組み立て作業が、運行会場となる熊本城二の丸公園で進んでいる。24日は厳しい残暑の中、ねぶた師北村隆さんら本県の制作スタッフ7人が、汗を拭いながら作業に取り組んだ。
 熊本でのねぶた運行は、熊本市が主催し、青森、熊本両市に自宅がある会社経営外崎玄さん(64)を発起人とした有志団体「熊本復興ねぶた・纏組」が共催する。
 大型ねぶたは青森ねぶた祭に出陣、7日の閉幕後、四つに分割して大型トレーラー4台で輸送。21日に熊本城に到着した。ねぶた小屋は、地震で大きく被災した本丸が間近に見える二の丸公園内に設置され、同日から北村さんら7人が作業を始めた。
 熊本市内は猛暑日続きで、24日も最高気温は37.1度に達した。北村さんの弟子の塚本利佳さん(31)は「脚立や工具、骨組みの針金まで熱くなってしまう」と暑さに驚き、電気担当の三上年雄さん(60)は「氷を持って来てくれる地元の方もいて、助かっている」と話す。
 作業は順調に進んでおり、30日には台上げを行う予定。3、4日は囃子(はやし)方や運行チームなど、本県から総勢約50人が参加する予定。
 北村さんは「熊本の方に本物のねぶたを見て喜んでいただきたい。できれば一緒に参加して、1日も早い復興につなげてほしい」と運行当日を心待ちにしている。

(東奥日報社)