くらし 中南 施設

明大生が西目屋でコネクションハウス作り

2016.09.13

明大生らが改修しコネクションハウスに生まれ変わる空き家

明大生らが改修しコネクションハウスに生まれ変わる空き家

 西目屋村にある空き家を人々が集う「コネクションハウス」として生まれ変わらせようと、明治大学農学部の学生が村民と協力しながら奮闘している。建物を改修して居住スペースやフリースペースなどを設置。西目屋の自然を生かした農業や料理作りに挑戦するため移住して来る人の受け皿にする狙い。
 同村では、明治大学農学部本所ゼミの学生たちが、2012年度から村の就農者育成・確保のPR事業に参加。これまで白神山地周辺の食品を集めたカタログギフト開発などに協力してきた。事業は本年度が最終年度で、活動の集大成として人が集まる拠点をつくろうと空き家改修に乗り出した。

 

 

1階の部屋の壁にケイ藻土を塗る学生たち

1階の部屋の壁にケイ藻土を塗る学生たち

 空き家は村市地区にある築30年以上の2階建て一軒家。シェアハウスなどの企画・運営などを手掛ける「コリッシュ」(東京都)が計画づくりなどに協力している。

 1階の広間はフリースペースにし、料理を振る舞う場や、誰でも使えるミーティング場として活用する。2階は4人が居住できるスペースとしており、リンゴ農家を目指す女性1人が入居予定。
 学生たちは8月末から9月2日まで村に滞在し、改修作業などに取り組んだ。「0円ハウス」と名付け、生活に必要な日用品や家電、家具などは村民から譲ってもらい調達。建物の改修に必要な資材や道具なども村内の建設会社の協力を得てそろえた。
 滞在最終日は、1階の部屋の壁にケイ藻土を塗る作業などを行い、むらがないようにコテで丁寧に塗りつけていた。奥野将伍さん(22)は「こういう作業は初めて。最初は難しかったけど、お互いにアドバイスしながら試行錯誤している。いい経験です」と笑顔を見せた。

(東奥日報社)