上北

【青森LOVERS Web連動企画】私が木滝奈央(三沢)です。/カヤックインストラクター 小川原湖の魅力発信

2016.11.07

<きたき・なお 1981年、茨城県鹿嶋市生まれ。日本工学院専門学校を卒業後、舞台演出に携わる。2010年、三沢市に転居。一度帰省し、14年秋から三沢市に居住。15年開設のアウトドアレジャー発信組織「小川原湖カヤックラボ」でインストラクターを務める>

<きたき・なお 1981年、茨城県鹿嶋市生まれ。日本工学院専門学校を卒業後、舞台演出に携わる。2010年、三沢市に転居。一度帰省し、14年秋から三沢市に居住。15年開設のアウトドアレジャー発信組織「小川原湖カヤックラボ」でインストラクターを務める>

 「今年は、大勢の人にカヤックを体験していただいています。特に夏場は『やせたね』と言われるくらい忙しかったですね」
 三沢市の小川原湖畔にあるアウトドアレジャー発信組織「小川原湖カヤックラボ」は開設2年目。インストラクターとして、初心者にカヤックの手ほどきをしながら、湖の魅力をアピールしている。
 天候や時間により、さまざまに表情を変える湖。「伝えたいことがたくさんある。でも、知識の押しつけにならないように。バランスが難しい」
 パドル(かい)で遠浅の湖をこぎ進む。湖面からの眺めを楽しんだ参加者が、小川原湖や三沢のファンになっていくのがうれしい。今年は、夕日の名所でもある小川原湖の景色を楽しむ行事も企画した。
 市中心部から車で約20分。市内の参加者から「こんな良い場所があるなんて知らなかった」、市外の参加者からは「バーベキューが盛んな三沢がうらやましい」と言われる。「みんなが、自分の地域に、もっと自信を持てるようになれば」と願う。
 カヤックラボのほか、夜の街のガイド団体「ミサワナイトホッパーズ」の代表としてSNS(会員制交流サイト)で情報発信などを行っている。「現場で実際に動いているメンバー、これからイベントをけん引する中核となる若手にスポットライトを当てたい」。舞台演出を手掛けた経験からか、裏方に温かな目線を投げ掛ける。
 出身地の茨城県から東京暮らしを経て三沢市へ転居。その後一度、故郷に戻ったが、三沢市の関係者から声が掛かり、再び三沢市へ。「(故郷とは別の地方に就職する)『Vターン』ではなくて、『Wターン』」と自身の歩みを振り返る。
 三沢市民になって通算6年目。小川原湖、斗南藩記念観光村、中心街など、点在する三沢の観光資源同士のつながりが深まる仕組みがほしいと感じている。「移住してきた人だからこそ気付く視点があるはず。自分の言葉や行動が、少しでも地域の力になれたらと思います」

(東奥日報社)