下北

留学生、ほっかむりで町歩き

2016.11.25

ほっかむり姿で散策した留学生たち。一休食堂ではアワビおでんを味わった

ほっかむり姿で散策した留学生たち。一休食堂ではアワビおでんを味わった

 東京都の大学に通う外国人留学生たちが19日、マグロの一本釣りで名高い青森県大間町で行われている「大間の浜まぢあるき 漁師の強運おすそわけツアー」に参加した。漁師の暮らしぶりや文化に触れながら散策を楽しんだ。
 ツアーは、Yプロジェクト(島康子社長)が今春から実施している。留学生らは、東京都の学生でつくる一般社団法人「Bizjapan」のメンバーで、出身は中国やインドネシア、シンガポール、ロシア。地方創生について留学生の視点を生かした提言を行うことを目的に、19日から2日間の日程で青森県内に滞在し、ツアーに参加した。
 島さんから「頬に風が当たると寒いので大間では『ほっかむり』をする。地元の人になるコスプレ」との説明を受けた一行は、頭に布を巻き、ほっかむり姿で出発した。
 マグロ漁についてさまざまな話を聞きながら散策し、すし店「浜寿司」でイカのにぎりを味わったり、食堂「一休食堂」でアワビおでんを頬張った。
 大間稲荷神社では、海上守護の女神・天妃(てんぴ)像と対面。天妃は媽祖(まそ)とも呼ばれ、中国や台湾など東南アジアで広く信仰されているため、中国人留学生たちからは驚きの声が上がった。
 中国出身の王匯(かい)さん(25)=慶應義塾大学大学院=は「まさか媽祖が日本にいるとは。文化的なつながりを感じることができた。誘客のアピールポイントになると思う」と話した。

(東奥日報社)