中南

藤田庭園喫茶室「ふらいんぐうぃっち」一場面モデル 「幽霊さん」が給仕

2016.12.01

 青森県弘前市を舞台にしたアニメ「ふらいんぐうぃっち」(原作・石塚千尋さん=同市、講談社・別冊少年マガジン連載)に登場する「喫茶コンクルシオ」のモデルとなった藤田記念庭園の大正浪漫喫茶室で、作中の描写を再現したサービスを行っている。スタッフが筆談を通してメニューを取りにくるという内容で、来年3月末まで実施する。
 喫茶コンクルシオは、魔女が経営する喫茶店として登場。作中では、目に見えない「幽霊さん」が筆談を通して給仕している。
 大正浪漫喫茶室でのサービスは、客が備え付けのオーダー票に注文するメニューを書き込むと、スタッフが「ご注文はお決まりですか?」「かしこまりました」といったメモを客に渡し、オーダー票を受け取る。オーダー票は、会計時に記念スタンプを押してもらい持ち帰ることができる。

喫茶室内に備え付けられたオーダー票(右)。会計の際には(左)のように記念スタンプを押してもらえる

喫茶室内に備え付けられたオーダー票(右)。会計の際には(左)のように記念スタンプを押してもらえる


 作中の喫茶コンクルシオは、一定の手順を踏まないと廃虚に見える魔法がかけられている設定だが、企画した弘前観光コンベンション協会の担当者いわく「大正浪漫喫茶室はちゃんと見えるし、入れます」。
 同市では「聖地巡礼」と呼ばれるアニメなどの舞台を巡る観光客が増えており、同喫茶室では今年6~8月の来場者が1万2074人と、昨年同期の2倍以上となった。
 聖地巡礼をナビゲートするスマホアプリ「舞台めぐり」(ソニー企業配信)を利用した観光客は、アニメ放映がスタートした今年4月から急速に増え、8月には711人に達している。

 

藤田記念庭園の大正浪漫喫茶室(資料写真)

藤田記念庭園の大正浪漫喫茶室(資料写真)

(東奥日報社)