三八

青森県太平洋岸で冬の味覚ホッキガイ漁解禁

2016.12.02

引き揚げたホッキガイを漁船の上でかごに入れる漁師=1日午前7時51分、百石沖

引き揚げたホッキガイを漁船の上でかごに入れる漁師=1日午前7時51分、百石沖

 冬の味覚・ホッキガイ漁が1日、三沢市から八戸市にかけての青森県太平洋沖で解禁された。おいらせ町の百石漁港では、早朝に出港した百石町漁協(木村慶造組合長)の漁船4隻が午前8時半ごろから帰港。10キロケースに箱詰めしたホッキガイを初水揚げした。
 北向清吉さん(59)は、東日本大震災後に建造した工藤松治さん(84)と共同所有の「彗星(すいせい)丸」(4.9トン)に乗船し、百石沖の沖合約600メートル、水深約7メートルの漁場へ。砂の中にいる貝を傷めないよう、ホースから噴射する水の圧力で掘り起こす漁具「噴流式マンガン」を投入し、ホッキガイを掘り出して引き揚げた。
 北向さんは「昨年より大きなサイズが多く、幸先の良いスタート。今年の刺し網漁は強風で出漁できない日も多かった。ホッキガイは安定した水揚げが続くことを願っている」と話した。漁期は来年3月末まで。

(東奥日報社)