東青

【青森LOVERS Web連動企画】私が田村昌弘(函館)です。/プランナー 青函交流増やしたい

2016.12.11

 <たむら・まさひろ 1971年、函館市生まれ。弘前大卒。函館市役所勤務などを経て2007年からフリーランス。オフィス「オリゾンテ」代表。「函館西部地区バル街」「世界料理学会 in HAKODATE」運営など地元料理人の活動をサポート。「だいもん路地裏探偵団」主宰>

<たむら・まさひろ 1971年、函館市生まれ。弘前大卒。函館市役所勤務などを経て2007年からフリーランス。オフィス「オリゾンテ」代表。「函館西部地区バル街」「世界料理学会 in HAKODATE」運営など地元料理人の活動をサポート。「だいもん路地裏探偵団」主宰>

 「青函はもっといろんなことができる。人がつながれば、もっと面白くなる」。函館で食や観光を通したまちづくりに関わる。2004年に函館で誕生し、今や全国数百カ所で開かれる食べ飲み歩きイベント「バル街」をはじめ、国内外のトップシェフが調理技術や思想を語り合う「世界料理学会 in HAKODATE」を09年から運営。函館の食をPRするカレンダーも制作し、15、16年版では青森県の食材も取り上げた。
 函館のバル街は春と秋の2回。一晩に5千人がマップ片手に旧市街に繰り出す。その9割は地元客だ。「かつては観光客しかいなかった場所に地元の人が徐々に足を運ぶようになり、地元の良さにあらためて気付いた」。バル街は青森や弘前、五所川原など青森県各地にも定着。世界料理学会に県内の若手シェフが参加するなど、青函の料理人同士の交流も広がっている。「声を掛けるといつでも行くし、来てくれる絆が生まれた。いずれは津軽海峡圏域規模で学会を開きたい」と目標を掲げる。
 弘前大学人文学部時代、フィールドワークで弘前市茂森町に通い、町内会やねぷた、消防団の活動にのめり込んだ。「毎晩一緒にお酒を飲みながら、地域での暮らしぶりや役割分担を見て聞いて、茂森の人たちに育てられたのが自分の原点」。帰郷し函館市役所に勤務してからも、各地でまちづくりに関わる人たちと交流しながら地道に人脈を広げた。13年からは、弘前生まれの街歩きツアー「弘前路地裏探偵団」をのれん分けしてもらった「だいもん路地裏探偵団」も主宰。「自分たちが楽しんで活動していれば、自然と人がつながり、次につながるのが面白い」と熱っぽい。
 「リアル青森」のブログでは、北海道新幹線やレンタカーを使って自身が巡った青函周遊プランを提案し、穴場スポットやグルメ、移動手段などを紹介する。「まずは近くに住む人同士が互いの地域を見て回り、良く知ることで初めて外に向けて発信できる。青森と函館の橋渡し役の一人として、その手助けがしたい。旅のプランもまだ山ほどありますよ」

(東奥日報社)