エリア 中南

「西目屋素晴らしい」カヌー選手ら評価

2016.12.24

トークセッションで意見を交わす(左から)モルメンティ選手、山中コーチ、矢澤選手

トークセッションで意見を交わす(左から)モルメンティ選手、山中コーチ、矢澤選手

 2020年東京五輪のカヌー競技事前合宿誘致を目指している青森県西目屋村は23日、ロンドン五輪カヌースラロームイタリア代表の金メダリスト、ダニエレ・モルメンティ選手(32)らとのトークセッションを同村中央公民館で開いた。事前合宿地の可能性や課題について意見を交わした。
 モルメンティ選手と、日本代表としてリオ五輪などに出場、来春から同村へ移住する矢澤一輝選手(27)、日本代表コーチの山中修司氏(34)がパネリストとして参加。村内外の約100人が集まった。
 モルメンティ選手は同村のスラロームコースを「国際的なレースができる可能性を持っており、事前合宿地に決まれば、日本のチームと協力して合宿に来たい。素晴らしい自然とコースがある」と評価。
 一方で課題として「シャワールームや宿泊施設、レストランなどがあればいい。カヌーだけでなく、地域の人たちも使える施設になればいいと思う。地域活性化にもつながるはず」と提案した。
 矢澤選手は来春から同村職員として働きながら、東京五輪での金メダルを目指し練習に取り組む。「自分を押しのけて五輪に出る子どもたちが出てくれたらうれしい」と、指導・育成の協力も約束した。
 パネリストの意見に関和典村長は「ハード、ソフト面で整備しなくてはならない。東京五輪の5年後には青森国体もある。コース近くに村民も使える施設を整備し、人が集まる場所をつくりたい」と述べた。
 トークセッションは村の事前合宿誘致事業の一環。合宿誘致の機運を高めようと開いた。

(東奥日報社)