エリア 東青

天へと登る森の幻想

2016.09.29

闇夜に怪しく浮かび上がるツキヨタケ=29日午後7時ごろ、青森市の八甲田

闇夜に怪しく浮かび上がるツキヨタケ=29日午後7時ごろ、青森市の八甲田

 秋の気配が深まる青森市の八甲田山中のブナ林ではツキヨタケ(月夜茸)が夜間、白く柔らかな光を放ち始めている。夜に、長時間露光でカメラを向けると、緑に光る半円形が姿を現した。空には満天の星が広がっていた。
 毒キノコの一種であるツキヨタケは大きいものは直径20センチ、立ち枯れの木に7メートルの高さまでびっしり生息していた。田代平高原でレストハウス箒場を営業する外崎正賛成さん(51)は「今年のキノコは例年より10日以上遅れている。サモダシ(ナラタケ)などのキノコが待ち遠しいね」。
(東奥日報社)

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