エリア 西北

立佞武多ブラジル遠征記(2)

2015.02.13

立佞武多の前で贈呈の調印を交わした平山市長(左から2人目)と水上企画部長(同3人目)。左は福嶌総領事、右はコシノさん

立佞武多の前で贈呈の調印を交わした平山市長(左から2人目)と水上企画部長(同3人目)。左は福嶌総領事、右はコシノさん

 南米ブラジル・サンパウロのサンバカーニバルに出演するのを前に、五所川原市の立佞武多(たちねぷた)「復興祈願・鹿嶋大明神と地震鯰(なまず)」の贈呈式が、パレード会場近くで行われた。平山誠敏市長と寄贈先で有力サンバチーム「アギア・ジ・オウロ」の幹部が調印を交わし、祭りを通じた友好を誓った。
 贈呈式には同市とアギアのほか、五所川原商工会議所、五所川原市観光協会、在伯県人会、在サンパウロ日本国総領事館などの関係者約50人が出席した。
 平山誠敏市長は「立佞武多の出場や私たちの渡航に尽力していただいた関係各位に感謝する」とあいさつ。アギアを代表してパウロ・コバヤシ財団のセルソ水上企画部長は「立佞武多でカーニバルの優勝を確信している」と力を込めた。
 立佞武多の出演を橋渡ししたファッションデザイナーのコシノジュンコさんは「カーニバルに立佞武多が出られたことを誇りに思う」と感激の様子。福嶌教輝総領事は「異彩を放つ立佞武多に感動している」と称賛した。
 日本とブラジルの修好通商航海条約が締結されてから今年で120年。これを記念して「日本」をテーマにしたアギアは、山車の一つとして立佞武多を選んだ。パレード会場出入り口に高さ制限があるため、披露されるのは台座を除く、立佞武多の人形部分(約13メートル)。今月4日から7日まで五所川原市から派遣された職人たちが、ブラジル人作業員と組み立てた。(東奥日報社)

(東奥日報社)