エリア 西北

立佞武多ブラジル遠征記(3)

2015.02.14

ブラジル・サンパウロのサンバカーニバルに出陣した立佞武多。あでやかな踊りを披露するダンサーとの競演でパレードを盛り上げた

ブラジル・サンパウロのサンバカーニバルに出陣した立佞武多。あでやかな踊りを披露するダンサーとの競演でパレードを盛り上げた

 サンバの熱狂に、巨大な異彩が放たれた-。ブラジル南東部・サンパウロで、有力チームによるサンバカーニバルが始まった。打楽器が鳴り響く特設会場で、パレードが夜通し繰り広げられる中、14日早朝、五所川原市の立(たち)佞武多(ねぷた)「復興祈願・鹿嶋大明神と地震鯰(なまず)」が登場。国内外から詰め掛けた大勢の観客を驚かせ、会場を大いに沸かした。
 特設会場で開催されるサンバカーニバルは1950年から続いており、リオデジャネイロに並ぶブラジル最大級の祭典。各チームが踊りや衣装、音楽、山車のきらびやかさなどを競い、上位に選ばれると、後日再びパレードへの出場権を得る。テレビ中継されるほか各地域でも小規模なカーニバルがあり、学校や会社は休みとなるところが多い。
 パレード初日は6チームが出場。立佞武多は約3200人で編成する「アギア・ジ・オウロ」の山車として出演を果たした。五所川原市の平山誠敏市長、市議会の三潟春樹議長、五所川原商工会議所の山崎淳一会頭、市観光協会の寺田春一会長の4人が市を代表して台車に乗り、法被をデザインしたコシノジュンコさんらとともに観衆に大きく手を振った。
 平山市長はパレード後、「熱気に圧倒された。現地での組み立てから始まり、サンバカーニバルに参加したことで、世界に立佞武多の魅力をアピールできたのではないか」と声を弾ませた。(東奥日報社)

(東奥日報社)